自塾の小学生の保護者向けセミナーを行うためにレジュメを準備している際、
もう1度、2020年問題に関しての文科省の資料を紐解きました。
来年度には、テスト内容のサンプルが出来上がる予定になっており、今週(もう先週?)、
東京で業者向け説明会があったようですが、ともかく思った以上に変わりそうな気配です。
一番気になっているのは、「選抜試験」から「出願資格?試験」への転換。
こうなると、高校もランキング付けされることになります。塾にとっては追い風かもしれませんが
高校からの逆転は厳しくなる可能性が出てきます。
次に現在の映像等の問題です。現在のビデオ全盛の裏には、二次試験の存在があります。
つまり学校別に問題が(当然、特徴がそれぞれあって)存在するということで、様々なビデオが成立しているわけですが
2020年からは、CBT方式のメガデータ問題(基本1問1答系?)になりますので、ビデオ(新しい知識の獲得)よりも、問題にあたることになり、業界もかなり方向転換が必要になるでしょう。本番を意識したサービスは大手から色々と出てくるでしょうが、それにしても、メガデータと言えるほどの問題を作れるのか?ということもあります。
まだまだ考えることが多いのですが、(特に英語)かなりアンテナを張っておかないと民間教育としてまともなサービスが出来ないようになってしまうかも知れませんね。