先日のセミナーで風邪をひいてしまい、やっと落ちつきました。
ついでに気になるところを全て病院で検査してもらいましたが、今のところ問題なしということで一安心しております。

皆さまも、お体だけは気をつけてください。

さて自塾の方でも、冬期講習の準備などに取り掛かる時期になっていますので、皆さまの塾においても期末・冬期の準備とてんてこ舞いかも知れませんね。私どもの塾は、冬期講習は、ほぼルーチン化していますが、イベントとして合宿があることなどから、どちらかと言えば合宿準備で忙しいという感じです。

ただその前に、来年以降の大きな目標もスタッフに提出しなければなりません。
少子化の激しいこの地域においては、「あの塾は、〇〇〇で強い塾なので、他とは違う。」と認識してもらうことが大切です。そのため、私が出したのは、

ゴールを変える。手段を変える。

というものです。

ゴールを変えるというのは、端的に言えば、海外進学も視野に入れるということです。
教育は、社会変動を起こすツールですが、アッパー層は、既に日本の学力のヒエラルキーから逃げています。
私の友人で、超アッパー層の小学生だけをターゲットにしている塾がありますが、その先生がおっしゃるには、
最近の入塾申し込みは、ほぼほぼ「インターナショナル校」から・・とのことでした。

既に有名私立も層で言えば、2番手以降の人たちの選択になってしまいました。
ただし都市部では、インターがありますが、地方では、少ないので(バカロレアは最近作ってるようですが)残念ながら、ここまでのアッパー層はいません。そのため、今の受験を横において、それ以外のものをゴールしたコース設計をするということになります。

手段を変えるということは、これまた端的に言えば、AO入試ですね。
2020年度以降、約30%がAO入試になります。地元の国立大は、推薦合格を先に「高校のランク」で決めてる様相がありますが、地元以外の大学であれば、高校がどこでもチャンスはあります。特に私立は、考え方によっては、かなり有効です。

塾において差別化は、見える形にする必要がありますが、もう1つは、このようにゴールを変える、手段を変えるということも有効です。AO入試で言えば、以前、AO義塾というのが話題になりましたが(今でもネットで広告は見ますね。)これなど最たるものかも知れません。