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いやぁ~、久々に学習塾ニュースを発行しました。
すると、







 

電話がバンバン鳴りました。(-_-;;



「河野先生、どうかされたんですか?」
「何かあったんですか?!」

もちろん、私に何かあったわけではありません・・・。
ただ、ずっとお世話になってた恩師(学生時代の部活の先生で最近は、某高校の校長をしていた。)が
突然、亡くなり、何となく久々に書こうと思ったから書いたというのが実情。

県教委の指導主事も務め、県の校長会の会長も務めた生涯教育者でありましたが、
ここ数年は、某高校の立て直しのために奔走しておられました。

そのため、私に連絡があり、色々と会議(という名の食事会)を定期的にしていたのでした。

実際、公教育と私教育は、まったく違い、公を蹴ってでも来てもらうほどの魅力がないと私立学校は、
成立しません。しかも実質、高校までタダとなっている今では、多くの地域の私立は厳しい状況でしょう。
(都市部は、成立するでしょうが・・・)

塾業界を知っていること、(一応ですが)県の教育事情も知っていること、文科の流れも知っていること、
そして何より、教え子なので使いやすい?ということで、私が駆り出されたと思っておりますが、
学校というのは、校長の腹のくくり方1つで、ここまで変わるものかと目の当たりにしてびっくりしたものです。

自塾の改革ですら、ままならないのに、学校となると抵抗勢力はかなりあったでしょし、何より伝統という垢も
あったでしょう。しかし、今では、すごく良い学校になり、私のところにも、電話やメールで入学させたいのだがと
相談が多く寄せられるようになっています。

私の同級生の多くは、その先生との思い出は、高3で止まっているので、教育者、部活の指導者としての側面が
強いでしょうが、私は、その側面だけでなく、近年の校内政治の力や、県や学校教育現場での能力というものを
まさに強く感じています。

その学校の立て直しの方法は、多分、どの学校や塾にも使えると思うのですが、シビアな部分は
本当にシビアでした。逆に言えば、そのくらい厳しくないと現状は変えられないということです。

最後まで色々と指導してくれた先生でした。

ありがとうございました。