「進研ゼミ」刷新 5~8%値下げ、高校生は紙に回帰

2016/10/31 23:49日本経済新聞 電子版

http://www.nikkei.com/article/DGXLZO09009470R31C16A0TI5000/

という記事が踊りました。ご存じのように、個人情報の漏洩から売り上げが劇的に下がっただけでなく、まったくもって力のない経営者に経営を任せたことで、原点回帰をしているベネッセの記事です。
もともと、原田さんは、Appleの経営者でしたが、基本、この人には顧客という観念はなく、上司や本部や本社に視線を向け仕事をする人だろうと考えていましたが、結果、マクドナルドもベネッセも予想通りの結果となり、彼が外れ、経営者が変わり3年目にしてマクドナルドは、上昇し、多分、ベネッセもその流れになるでしょう。

さて、そのベネッセですが、ハイブリッドから紙への回帰が起こっているようです。
これは私は、正しいと考えています。

私の塾は基本、自分の娘に意見を聞きながら作ってきたのですが、まさにこの部分は彼女の言うキモの部分で、

そもそも授業は学校だけでいい!
授業があると(自分のペースにならず)ウザイ!

というのです。先日も、そろそろ数3をやろうと思うから、教科書貸せ!と教科書を娘から取って読みながら・・・

「どうすっけなぁ~、授業すっかなぁ~。映像にすっかなぁ~?」と言っていると

「ほんなん、教科書読めばええが!!」

という次第。

映像のマズイ点は、実は能力を押し込めることであるというのは分かっていたのですが・・・
(脳を分析したある専門学校の先生によると、まったくもって学習の脳にはならないとのこと)

そこに、この記事・・・

そもそも高校生でベネッセを取るということは、学校以上の勉強をしたい生徒なので、当たり前ですが、
そのようなア生徒に映像は合わなかったのでしょう。

本来どのような生徒を取るか?ということにもリンクしますが、映像をまたっく使わない塾ってのは、
案外と実績も良いのかも知れませんね。ただ課金は難しいですけどね・・・