ごあいさつ

2021年も10日が過ぎました。本当、年々、時が過ぎ去るのが速くなりました。
さて1月7日には、首都圏(1都3県)に非常事態宣言が発令されました。

同時になぜかオンラインでの会議も増えました。(^-^;;
個人的には、オンラインの会議は対面の会議よりも気が抜けないのでキライなん
ですけどね。

また私の住む町でも計6名の新型コロナの感染者が出ました。
しかし街は落ち着いてます。隣町ではクラスター発生の模様で、既に10名を超え
ましたが、今回は、塾や学校に休業・休校要請を出さないとした事もあったので
しょうか、学校側の対応も落ち着いたものです。

コロナの対策に関しては、人それぞれ意見があろうかと思いますが、それ以上に
私は、コロナの後がどうなっているか?こちらに意識がいっております。
結構、悲観的です。

そのため、今から春の準備をしています。

ローカルな塾のあり方

最近の私のテーマです。常に「地元」を意識して物事を考えています。

生徒は、私のような田舎ですと20kmくらい離れていても来ますが、全国平均では
集客圏内は800mと言われています。大きく見積もっても半径2kmくらいが商圏
でしょう。

その商圏内でどこまで「可愛がられるか(選ばれるか?)」ということが最大の
関心事です。

学習塾を選ぶ際には、合格実績なども見られますが、この4、5年の流れは、
以前と違い、優秀な生徒が大手に行くということはなくなりました。(地方では)

そのためか、逆に大手塾が、中間層以下を取らないと経営的にやっていけないと
いう感じになっています。

ただし首都圏やその近郊は、大手による寡占化が激しく進んでいます。

ともかく地方では「塾を選ぶ基準」が変わってきているということです。

今でもネットでの文言やWebのキャチコピーなどで惹きつけようとする塾もあるで
しょうが、地方だとそれ以前に、どこの誰が経営しているかということの方が
問題です。

合格実績よりも、保護者、生徒とうまが合うかどうか?が大事だったりします。

教育論をぶつ先生もいらっしゃいますが、学習塾は、顧客(保護者)から委託を
受けたサービス業です。自塾のやっているサービスに納得して来てもらうことが
一番ですし、そうでなければお断りすることです。保護者を教育してやろうと思
っても意味がありません。

実際、地方のこの手の塾は潰れていってます。時代が変わり、選択肢が増えてい
る中で、古い考えや選択肢しか持たない塾は、既に保護者にすら追いついていな
い塾です。それだと地域にかわいがられることもありません。

私は地域でかわいがられる塾になるためには、

〇地域で認められる存在になること
〇地域で応援される存在になること
〇地域の問題を解決出来る存在であること

が大事と考えています。また「組織から個」への流れは地方の方が早いです。

今までは「会社」の規模などで様々なことが決まってきましたが、今は、誰!と
いうことが一番のようです。

そうすると、「地域で認められる」=「塾長が認められる」ということになりま
す。

地域で応援されるということは、自分の利益をちょっと横においても、地域のた
めに何かをしているということになります。

特に他人を真剣に応援している会社や人は、他人からの応援を得られやすいもの
です。以前メルマガに書いたことがありますが、Jリーグのとあるサポーターのお
子様が心臓病で数億というお金が手術に必要となった際、全チームのサポーター、
選手が一丸となって寄付を募り、無事に手術を受けられたということがあります。

サポーターの方は何かを作っているわけではありませんが、応援することで選手
や地域の方々にある意味、貢献しているわけです。

そもそも塾は、保護者と同じように生徒の応援団のはずです。塾生だけでなく
地域そのものを応援するという意識が出来れば、その地域で認められる存在に
なっていくはずです。

最後に地域の問題解決ですが、端的に言えば地域のニーズと置き換えても結構
です。

大学の選び方1つ取っても地方と都市部は違いますし、その都市部もエリアに
よっても違います。住んでいる環境から選択肢が狭くなることが地方では多い
ものです。早い話、東京からの情報は、ほぼ役に立ちません。

そもそも私たちの仕事は、地域の教育における問題解決ですので、地域の問題を
調査することから始まるはずです。教育の大きな流れは、雑誌などから仕入れる
人は多く、皆が同じことを言いますが自分の周り半径2kmの問題を自分で見つ
けようとしているか?ということです。

地域の方々にお金を頂き、成立しているビジネスですので、そこはかなり強く
考えるべきところです。逆に言えば、それが出来れば、圧倒的な強みになります。

Web上の記事でも、このことを書いています。

コロナの後は、最終的に「この塾長のところなら」という塾が生き残ります。
苦しい状況の中だからこそ、元気に応援してくれる塾に人は集まります。




松山千樹会中止のお知らせ

1月17日に開催予定でした松山千樹会は、1都3県の非常事態宣言を受け中止
しました。なお、オンラインでの開催を1月下旬に予定しておりますので、また連
絡がいくと思いますので、よろしくお願い致します。

学習塾経営研究会のコラムのご紹介

今まで密に書き溜めていた記事を、この1週間くらいでざっと読みなおしてみまし
た。2016年の記事で今の動きを当ててるのもあれば、既に記事内容としては古い物
もあります。

またチラシが効かないと最近はよく言われますが、反面、ネット集客は今、全盛
期です。お金のない個人塾でも1円も使わずに使える集客ツールがgoogleマイビ
ジネスです。その簡単な実験結果を載せています。平均1か月600~700viewだっ
たgoogle検索での結果が、7000にまで急上昇してます。ただLPが弱いのと、広告
ももう少し研究の余地はありそうですが。


編集後記

このコロナで留学が止まりましたが、逆に日本語指導が増えています。
既にパンパンになっていますが、指名買いで来られるので、お断りも出来ず、
いよいよ会社として再設計しないといけない時期になっています。

私の塾は、様々な形態で運営されています。各自が次の柱を立てるようにという
指示も出しています。学習塾一本ということになると、街中への展開となり、
再び70kmは最低離れたところに展開するしかなくなり、場合によっては県外と
なります。しかし目を凝らすとまだまだローカルでもやるべきことが見つかりま
す。

ビビりの起業法

という本がありますが、この最近では一番共感できた本です。早い話、最低限の
お金を使って(逆に全く使わない人はダメとも)地域や社会の問題解決を無理な
くしていきましょうという内容です。ローカル色はありませんが、放置自転車ビ
ジネスなど、なかなか目の付け所もいいですし、僕には、全国民を幸せにするな
どいうことは出来ないけど半径5mの人を幸せにしてあげることはできるかも?
と書いてあるところが良いですね。

半径5mを無視したり、おろそかにして大きいことだけを考えている方は、
なぜうまくいかないか?ということが理解出来るかも知れません。

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