久々の更新記事が、まさかこのようなものになるとは思いませんでした。
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重複する内容となりますが、ご了承下さい。
さて3月始めに安倍首相の学校休校の要請を受け、また文科省からも塾業界に
協会を通じて休塾との要請があったようですが、結果として大手は約8割ほどが
休塾(表向き)、個人塾は、8割ほどが通常と対応がわかれました。
大手の場合は、様々なオンライン学習や映像を駆使して生徒が離れるのを食い止めて
いますが、正直な話、3週間の休塾は厳しいので、そろそろなし崩し的に開けていくと
思われます。結局、学校の状況と足並みを100%揃える塾はほぼ皆無では?と考えます。
自己責任で、どのタイミングで再開するかを考え、今年は春の募集が厳しくなりそうですから
大手さんは、無料などのオファーで攻めてくる可能性大です。個人塾としてしっかりと対応して
おく必要があります。
また今回の事件?で顧客となる地域の保護者・生徒の心理的変化も見逃せません。
大手妄信の時代が終わりました。最終的には、結果と塾長先生を含めた塾の対応が勝負です。
私は、ここをチャンスに個人塾の良さがさらに広がればと思っています。
一方で、経済活動やマーケティング活動(それもいやらしいほどの)を個人塾は苦手としています。
顧客1人1人の顔が浮かびやすい距離の近い地域密着型は、特にそうです。
今、全国の情報を集めていますが、16日からは何事もなかったように再開する塾が多いでしょう。
しかし現実は、その前段階でかなり顧客や地域には振り分けされており、今回ばかりは、個人塾に
チャンスがあると思います。今まで積み重ねてきた実績と信頼、それも地域に限定した
実績と信頼がものを言う時代になりました。頑張りましょう。