大家との話も終わり、いよいよ3月から工事に入ります。
現在、Webのみで生徒を募集しています。(こちらです。)
今回、新しく塾を出すことで色々と大御所の皆様に相談をしておりました。そこで気付いたのですが、塾だけでなく、留学も含め、様々な教育サービスを提供しているわけですが、気がつくと「売れそうな物」を売ろうとしている自分がありました。
「売れそうな物」は「売れる物」ではありませんし、環境や地区が変われば「欲しい物」も変わります。しかし調査などすることもなく「勘」のみでやってしまう(意味のない自信)、そして当たらないと、「ダメだ!」と次に行ってします・・・そんな繰り返しだったわけです。
しかし、本来、お客の事を考えて(つまり地域のことを考えて)商売しているのであれば、「売れる物」を提供するのは、義務ですので、商圏を調査し、客の声を聞き、ニーズを顕在化させて商品化するべきですし、また「地域のため」であれば、今は、売れなくても、その商品が顧客を助けるのであれば、「時間」をかけ、「戦略」を練って、顧客にその価値に気付いてもらい、最終的に「買ってもらう」までのプロセスを(道筋)を作るべきです・・・これらが全て仕事。
そういう意味のおいて、多くの塾は、「ウチは、他と違うよ!」とやりながらも、入塾金無料、○○無料!のオンパレードですので、最終的に「そもそも価値がない」ものと認識されていくわけです。確かに今では、入塾金などはありえない地域も多々あります。(そもそも意味のないお金とその塾さんや、その地域の塾が教えているのです。)
今ある「売れないもの」を売れるものにすることは仕事ですが、何故か「売れないものを無理して売ろう」とするからそうなるわけです。また「顧客を変える」こともしません。地域には、赤ちゃんからお年寄りまで住んでますし、教育は、どの世代でも必要でしょう。結局、「楽をしたい」ので、その商品・その売り方になるわけです。
大御所の方々が一様に言うのは、「地域のため」にやっていると「お金は後からついてくる!」ということです。
当たり前の話ですが、そもそも「地域」を特定しているのか?とか、地域のために何をやってるのとか考えてる、意外と曖昧なわけです。
まず売れるものを出す必要がありますが、今まで売っていた商品をフロントエンド商品を再定義すると、さらに裏に地域や顧客のための商品や戦略が新しく生まれます。そもそも塾は、何をしているのか?と考えると、最終的に、その塾が「何かの熱源」になる必要があります。この3月からは、また色々と仕掛けていこうと思ってます。