本年の第一回千樹会が、大阪にて開催されました。
今回のテーマは、「集客」

皆さんの発表を聞くと、集客と言いながら、自塾の内容を発表している塾が多かったように思います。

基本、学習塾が使えるメディアとしては、

看板(看板、カッティングシート、張り紙等)
チラシ
TV
ラジオ
Web

が一般的です。そしてデリバリーとしては、

電波系(TV,ラジオ)
ネット系(Web、SNS、動画等)
新聞、雑誌
校門配布
ポステイング

でしょう。

これらを複合的にミックスして行うこと。
1番この結果が良いということで、他を全部切ると、結局、今のような結果も出なくなる。
という話でした。

塾を認知した割合は、基本、建物と看板が1番ですので、まずはここに力を入れるというのが
筋になります。

ざっくりと見ましたが、売上3億の塾さんの場合、宣伝広告費で8%~9%程度。
紙媒体が多いのですが、TVCMへの移行が見て取れます。

これは、Webへの流入を増やす際に、固有名詞で検索してもらうためです。

一方、売上2億程度の塾さんの場合、まだまだ宣伝広告費の割合は、8%にはいってません。

大手塾の平均が6.9%。しかしFC系の塾が入りますので、それを除くと大体8%程度です。

口コミは、現実的には、途中で切れます。多くの塾さんは、口コミで来てますが、そのためには、
よい質問を見知らぬ顧客からさせるような内容(コンテンツ)を提供していく必要があります。

また学年別の伸びしろとしては、小学生(低学年)は、何をしても集まるので、とにかく集めると。
一方、中学生は、多くの塾で瀕死の状態。一方、高校生は、まだまだ伸びしろがあるので、ここだと。

特に高校生の場合、東進、マナビスなどが地方ではアッパー層が行っており、次のグループは行くところが
がないので、今の段階では個別に行っている。ただし、これも時間の問題、まずはこの層を狙うという話でした。

細かいデータは出しませんが、現在、高校部の個別をしている方は、少しづつ軌道修正しながらも、今の人数を
確保する努力が必要ですし、まだ高校生の自塾内シェアが50%以下であれば、ガンガンに集めてくださいということです。

次回は、5月となります。日程は、調整の上、お知らせします。
ご興味のある方は、ぜひ!