第一回から第4回までのまとめ

今までを簡単におさらいすると、

〇第一回:目標を決めましょう
〇第二回:商圏をしっかり調べて自社独自の目的も決めましょう
〇第三回:集客方法を確立し、物件をゲットしましょう。
〇第四回:目標数までさっと行ける授業形態を考えておきましょう。

ということでした。
さて、ここも再確認ですが、このシリーズでは、あくまでも個人塾を想定しています。

これは目標と目的の問題にもなってきますが、

※ググレば、以下のような説明が出てきます。

目的は最終的に成し遂げようと目指す到達点を意味しています。 それに対して目標は、目的を達成するために設けた具体的な手段です。

目的は、
〇家族と自分の生活のため

ですので、多店舗展開をして事業として取り組みたいという方には、少々物足りない話になると思います。
また同時に

〇ある程度、安定した売り上げが入ること
〇自分の時間に余裕があること
〇住んでいる場所での開業を考え、地域の方に感謝されること

といったことが目的として出てくるかと思われます。

そしてこれらを実現するための取り合えずの目標は、

〇生徒数50名~80名程度
〇塾長1人、もしくは多少のバイト
〇集客に線があり、あまり考えなくてもよいこと
〇独自の「売り」があり、かつそれが顧客に支持されること

といったところを想定しています。

そもそも塾ビジネスとはどのようなものか?

これは会員の方にはいつもお話するのですが、「サービスをして代金を頂く」というシンプルな仕組みです。
つまり他人を雇わず、変なツール類も入れなければ、

仕入れ・・ほぼゼロ
固定費・・ほぼゼロ(ただし家塾の場合)

という非常に軽い仕組みです。大きい目で見た際、塾ビジネスというのは、「軽い仕組み」だから良いと言えます。
それをわざわざ重い仕組みにしようとする先生もいますが、結局はムダに終わります。
塾ビジネスの構造上、月謝以外にお金を頂くポイントがないとなると、無意味な商品(お金を直接生まない商品)は全て切るべきです。

さて次に塾経営のキモになる部分は何か?と言えば、塾ビジネスの構造上(サービスをして代金を頂く)

①気持ちよく月謝を払ってもらう
②たくさん払ってもらう

ということになります。

①の中に入るのが、

・価格戦略
・付加価値戦略

などになり、②に入るのが

・集客
・アップセル

などになっていきます。これらを第六回以降、細かく見ていきます。




目標や目的をなるべくぶらさない

その理由は、

・ブレると仕組みが変わる(固定費が上がる割に売り上げは上がらない。)

ということに尽きます。気付くと他社(大体サブスクにしている会社の多くは塾を食いものにしています。)のために働いていることになっています。
あくまでも「自分と家族のため」に働くわけです。そのためにお金を頂く顧客(私は保護者と定義しています。)に価値どう提供するかを考えた方がよいくらいです。何かを入れて(つまり他塾でも出来ることで)価値が出るか?と考えることです。

市場調査、少子化傾向など長い目での戦略

塾長だけ個人塾なら少々生徒が少なくなってもやっていけます。(健康問題はついてまわりますが)
一方、他人を雇っていると給料は上げていかざるを得ないわ、生徒数は減っていくわで大変です。
従業員を雇うには雇えるだけの裏の仕組みが必要です。
しかし、それがないため「社員」のために働いている社長は本当に多くいます。

なかには、それこそ社長の仕事だという人もいましたが、キレイごとではなく、シビアに考えておくべきところです。バイトにしても社員にしても、1円でも稼いでくれればOK。しかし1円でも赤字になるようならクビというくらいハッキリしておくことです。社長の仕事は、従業員の給料を増やすこと、従業員の仕事量を減らすことです。早い話、仕組み化と数値管理です。

自社だとダメな社員も他社なら居場所があったりします。

しかし塾というのは、その感覚に乏しく「いい人」を装う先生が多いので赤字でも自分で被り、最後はどうしようもなくなったという話が多いのです。雇用は契約ですので、シビアに出来ないのであれば他人の人生を背負って立つ必要もないので、ご自分とバイトで・・というくらいが無難です。

また市場調査をするのは、経験だけに頼らないことを知るためでもあります。
一定の経験年数を経た塾長だと、さっと地域を見ただけで「この地域はこうだ!」と分かると思いますが、それ勘違いです。
大手ですら調査をします。個人塾は、大手以上に調査をしなければなりません。ただし足で調べるわけですのでお金はかかりません。根気です。

集客の自動化と方法論を検証

今は主戦場はネットです。ネットをうまく使い、集客を自動化できないか考えます。
もちろん、

〇チラシ
〇ポスティング
〇校門前配布

などは当たり前です。また生徒が増えてきたら、

〇紹介システム

なども当たり前のようにやってください。また

〇イベント
〇説明会

なども、これまた当然です。ここでは細かい方法は申しませんが(別途、書くことがあろうと思います。)これらと同時にネット戦略を練ってください。
次に授業形態です。私はこれでバタバタしましたが、「この方法で、目標数まで問題なく指導出来るか?」と自問し、それで大丈夫な形を最初から作ってください。それの方がパワーを使わなくて済みます。