ごあいさつ

共通テストが無事、終わりました。

数日前に、近くで新型コロナのクラスターが発生したため、ヒヤヒヤしておりましたが、全員問題なく終わることが出来、良かったです。

何故かOBから色々と連絡がありました。「言うほど変わってますか?」とか「英語、解いてみたけど意外と解けた。」「中学受験みたいな感じなんですかねえ~」など、大人になっても、自分たちの受験したテスト(以前のセンターですが)は気になるのでしょうね。

塾のあり方は変わるか?

2021年になり、コロナが落ち着くかと思いきや、逆に感染が広がっています。
私としては、それ以上にコロナから抜けた後が大変だろうなと思っています。

大手IT企業に勤めている後輩は、昨年の2月27日からずっと自宅でのリモート勤務です。会社は、コロナ禍が去った後も、これを続け、一等地に借りている本社ビルなどは、返す方向で動いているそうです。

 

その後、電通も本社ビルを売却するとのニュースが流れました。

一部の業界では働き方が変わりつつあります。

塾ではどうなるでしょうか?

一等地には、人が集まりやすいのですが、集まることがダメな時期だと一等地の意味は半減します。家賃補助があったとしても、や

はり効果は、微々たるものでしょう。(一等地を借りる大手企業にとっては)
ただ今後も家賃は思うほど下がらないと思われます。

さて一方で、今、集まることが色々と言われながらも、多くの生徒さん、保護者の方は「対面授業」を希望しています。どの塾さんでも同じ傾向だと思います。

 

オンライン指導では限界があるということでしょうか?密の状態は、警戒してはいますが、以前のように「オンラインで」という要望は少なくなっていませんか?
集まるだけなら一等地でなくても大丈夫ですね。そもそも一等地は、宣伝広告費の意味合いが大きいのです。お買い得な場所が良いのではないか?と思えてきます。10年後には、一等地の塾が減っている可能性は大でしょう。
またYouTubeなど無料動画の質が高くなって来ていることも、塾を取り巻く環境としては考慮すべきでしょう。zoomでの指導も良いですが、zoomでは、生徒の様々な確認だけにして授業などは、YouTubeで・・というのもありそうです。
実際、教育以外の分野では、YouTubeで大抵のことが学べます。

正直、これが無料?と思うほどの高品質なものが多くなりました。

 

教育分野は、他と比べ、遅れていますが、早晩、質が高くなっていくでしょう。
(キャッシュポイントをユーザー以外から作れば、一気に広がるでしょうし。)
そうすると、現在の映像授業モデルは崩壊します。
基本的にデジタルは無料の方向に動きます。インフラなど多大な設備投資が必要な分野以外は、苦戦する可能性があります。
2020年のコロナ禍以前より私は、「塾とは何ぞや?」ということをテーマに様々な実験?をしてきました。
今のところではありますが、
・塾とは集まるところ
と結論付けています。(同じ目的、同じレベル、同じ熱量の人が集まれば、更に良い。)
そのため、集まる空間を提供することが塾の役割であれば、自習室との違いをどう出せるか?ということが問題になります。

実は、この段階で「一等地」という場所の問題はあまり関係なくなっています。

 

そのため私は、個人塾が一等地に出すくらいなら、1本奥に入っても小ぎれいで広いところか、二階以上の場所を借りることをお薦めしています。
ネットなど告知方法が確立され、生徒・保護者が「探してくる塾」であれば、少々の立地の悪さはあまりハンデになりません。(コモディティ塾は、まだまだ場所の利は大きいですが)
また私の塾では、「教える」という行為も外しています。
YouTubeを使ってみるか?という判断もありましたが、そもそも学校で授業をしているわけですし、各自が理解すれば良いので、各自が自分で好きな授業を探すだろうということで、塾としては「いらない」と判断しました。
すると私の塾としての価値を新しく考えなければなりません。
最初に「管理」という価値を考えました。全てをファイル化し生徒管理、成績進捗管理をしていていましたが、一定レベルの生徒には無意味。
早い話、自己管理が出来ている生徒は自分の管理方法があるので、後はそのチェックだけの方が速いのです。
アプリを使うことも考えましたが、紙の方が速いですし、他の生徒との競争という概念も目標がはっきりしている生徒にはあまり響きません。
しかもアプリだと「見えるようで見えない」ですから、もし見える化するなら、昔ながらの教室に表でも作ってシールを貼って競い合う方が盛り上がるくらいです。
そのため私の塾では、一律の管理もやめています。
最終的には、子供たちの調子を見るだけになっていますが、仕組み化が難しく、横展開することにはなりません。(見学者は多いですが、よく分からないまま、お帰りになることが多いですね。)
高校生だけの塾ですので小学生・中学生を指導されている塾には当てはまらないと思いますが、自立系をお考えの先生は、今後、頭を悩ますことがあります。
それは「どこでお金を頂くのか?」ということです。
しかも保護者も子供も納得出来るもので、かつ説明出来るものでなければ、展開は厳しいです。逆に、これが説明出来れば、塾の在り方は大きく変わると確信しています。
私は、「教える」という行為は、「お金をもらいやすいから」やっているのだという認識すら持っています。成績が上がることと教えることが比例するか?正直、疑問ですね。しかも万人に向けた授業など、今まで見たこともないですしね。
例えば、医学の分野では、どのような病気でも世界共通して標準的な治療法があります。しかし教育にそのような標準形はありません。
勉強法の本は、多く出版されていますが、再現性や普遍性を考えると、どれほど意味があるかとも思います。多くは個人的で、かつ非常に狭い話としか思えません。
逆に言えば、それだけ様々な流儀があるのが教育の分野だということでしょう。
私が、教育には「多様性」が大事と言うのも、まだ良い方法がない以上、多くの人が様々な方法を実験し、かつ結果をフィードバックすることが教育の発展に寄与すると思うからです。(そのため個人塾には頑張ってもらいたいわけですが。)
各自の教育法が普遍的になるまで頑張ってほしいと思いますが、そのためにも実験はかかせません。しかも実験的な塾は、個人でなければ作れません。大手がそれをしてコケると大変です。
個人塾は、ラボという感覚でどんどん実験してほしいですね。
今後、塾の形がどうなるか誰にも分かりません。今までの常識は、非常識になる時期だろうとも思います。それなりの説明(理屈)は、必要ですが、個人塾は、経営的な側面は、あまり重くない分、新しい教育にチャレンジしてほしいと思います。



松山千樹会中止のお知らせ

1月17日に開催予定でした松山千樹会は、1都3県の非常事態宣言を受け中止
しました。なお、オンラインでの開催を1月下旬に予定しておりますので、また連
絡がいくと思いますので、よろしくお願い致します。

学習塾経営研究会のコラムのご紹介

今まで密に書き溜めていた記事を、この1週間くらいでざっと読みなおしてみまし
た。2016年の記事で今の動きを当ててるのもあれば、既に記事内容としては古い物
もあります。

またチラシが効かないと最近はよく言われますが、反面、ネット集客は今、全盛
期です。お金のない個人塾でも1円も使わずに使える集客ツールがgoogleマイビ
ジネスです。その簡単な実験結果を載せています。平均1か月600~700viewだっ
たgoogle検索での結果が、7000にまで急上昇してます。ただLPが弱いのと、広告
ももう少し研究の余地はありそうですが。

編集後記

毎年、センター(今年から共通テスト)の日には千樹会があるのですが、今年はなくなったため、珍しく土・日と2連休でした。おかげで、自宅のウッドデッキの修繕が終了しました。(第一弾)
本来は、バタ板(角材)を取り替えて、根本から直したいのですが、その時間もないので、取り合えずの処置のみ。
生徒たちは、今日(月曜)の夕方には帰ってきますので、そこから二次試験に向けて、しばらく気の抜けない日々が続きます。それ以外にも、やる事がたまる一方なので、最近は朝から活動してますが、さすがに年齢なのか、夜は早くなりました。塾の先生は、本当に見た目、若い先生が多いのですが、意外とガタは来てるかもしれません。体のメンテだけは、しっかりとしてください。
なお、オンライン千樹会の日程は決まり次第、ご連絡差し上げます。いましばらくお待ちください。

 

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