目次

ごあいさつ

本日から高校の学年末テストが始まります。
数日後には大学入試もあるため、休みなしで塾を開放してます。
ただし3月は、休む気マンマンです。
ただコロナのため、どこかに行くことが出来ないのでつまらないですけどね。
3月上旬には、高校入試もあり、我が家も、一番下の小僧くんが今年受験。
競争倍率は、今のところ1倍を切っているようですが、別の学科は、人気が
集中しており調整が入る可能性があります。
ちなみに地元のある高校では、今の段階で受験希望者が20名だそうです。
昨年は入学者が6名という高校までありました。地方は、今後、さらに高校もどん
どんなくなっていきそうですね。
ちなみに今年の3月末で私の母校(中学校)は、閉校になります。(-_-;;

 

春期講習の集客について

地方新聞でも学習塾の売上は、厳しいと出ています。

大手塾が厳しいのは分かりますが個人塾でも厳しいところが多いようです。

何度も言いますが、生徒数減、もしくは横ばいで、増益になってる塾は、
この春に集めきるつもりで動かないと存続すら厳しいです。

集客の方法も最近は大きく変わってきています。私の地区では、学習塾のチラシは、
まったく入りません。そのため冬は入れてみたのですが、反応はいまひとつ。
ただし今は、チラシでお客がすぐに反応することはありませんので、
その後、多少は反応があるかも知れませんが・・。
さて私の塾は、ポスティングなどを実施していますが、
この春の募集がどうなっているか、特に地方大手の塾がどうなっているか調べると、
一定の傾向が見えてきます。それは、
1.春期講習無料、もしくは格安
2.公開テストの実施
3.デジタルパンフレットの導入
このあたりが共通しているようです。その理由は、今までのターゲット層
(一般的にアッパー層)だった生徒だけでは、やっていけないということでしょう。
とにかく生徒数を集めるということに特化しているように思えます。
春期講習無料の理由には、色々な話がありますが、(ある塾さんの言い分では、
春だけは保護者にボーナスがないから無料にしているとのこと)
内容で保護者は精査しますので、一般的な(今まで通りの)春期講習は
曲がり角に来ていると考えています。逆にターゲットを思いっきり絞って、そのなりの金額を取れるコースを出す方が
塾のブランディング上も得策かも?と思っています。
公開テストは、入塾テストのハードルを下げているということです。
成績がそれほどでもない生徒も入れざるを得ない状況を考えると、生徒リストが
入りやすい公開の方がいいのだろうと考えます。(間口が広がる。)後で成績優秀者には、電話で特待生での入塾を薦めてたりするかも知れませんね。
デジタルパンフレットは、様々な形式がありますが、(PDFのダウンロード、Web
から直接見れるもの、メールアドレスの登録をして自動送付するもの)
意外と有効ではないか?と思います。

スピードは誠意です。

以前、まだ私がゲリラ的に動いていた時代の話ですが、問い合わせがあると
すぐに直接、ご家庭にパンフレットをお届けしていたことがあります。

そこで(ご家庭)お話をさせていただくと、当然、私の塾だけでなく他社も検討し

ていたようですが、すぐに来てくれたということで感動?されて、高確率で入塾
頂きました。
今の時代、訪問は難しいかも知れませんが。
(ただし地方だとまだ大丈夫かも?犬に吠えられる、周り住民に変な目で見られる
ってことはありますが)
既に私が本校にまったく行かないということもあり、私の塾の場合は、先に住所、
電話など詳細を入れてもらってからのメールでの配信にしてます。
(そもそも必要情報は、Webにアップしてますので、入塾申込書等の書類等ですね。)
これは、スタッフの作業の軽減という意味合いが強いです。
お客さんの心理的なハードルを考えると、あまり詳細を書かさずに、メールアドレス
くらいでいいとは思いますね。(ただしその後で下手すると印象が悪くなる可能性もあります)
個人塾の場合、集客のためには、
1.大手塾よりも小回りが利くこと
2.大手塾よりも手作り感があること

は、絶対条件です。しかし現実的には大手塾の方が、小回りも利いてるようです。

忙しいということもあるのでしょうが、スピードをもっての対応が求められますし、
手作り感というのは、ベースは、お客である保護者の要望をどこまで聞くかです。
(ただし言う通りにする必要はあまり関係ないと思います。)

塾以外の場所でも面談?出来るのは個人塾の強味でもあるわけですから、様々な
場面で保護者との接触を増やしていくことが大事です。

もう1つは、自塾なりの特徴となるコースを出すことです。

通常の授業は、5科目の普通の授業になるのは、当然ですので(それを求められてもいますし)
逆に特別講習は、補習とか先取りとかを横に置いた別の視点からのコースが出来ればいいと思います。

(注:お客が来なくてもかまいません。紙に出すことが大切です。)
ちなみに、よく「早い段階からの囲い込み」についての質問がありますが、
それは大手の戦略です。どこかの学年や内容に特化した方が良いでしょうし、また塾の通塾率は、
今後下がることを考えれば、塾生の獲得においては、他塾から塾生を引っ張る
ということが有効になります。(お金を出さない家庭は出しません。今、塾に
通っている生徒がターゲットです。)その際、スイッチしてもらいたい塾にしておくことは、今後、非常に重要です。

今週アクセスの多かった記事ランキングです。

第一位:個別指導塾と自立学学習塾の問題点
第二位:現在の学習塾の実情
第三位:生徒減少への対応策
第2位は、2016年11月3日の記事です。自分で探すのに苦労しました。(^-^;;
何か古い記事まで読んで頂いてありがとうございます。後で加筆しておきます。

編集後記

clubhouseは先に開催時間を指定して参加メンバーに呼び掛けておかないと、
誰も
部屋に来てくれないとか、逆に得体の知れない?人たちで溢れかえるとか色々と
ありますが、一方で、しばらく会っていなかった先生とも久々に交流が出来たり
して、なかなか刺激的な感じです。
もう10年ほど会っていない、ある先生の近況を聞くと、非常におもしろい活動を
されているようで、ステージが変わりつつあるようでしたし、塾業界向けに社員
研修を行っている先生も、ご活躍のようでした。
また立場の違う方や、業界が違う方との交流もさかんです。
午前中は、ラジオ代わりに毎日、流しています。
聞くだけ、話すだけで何かが変わるわけではありませんが、意外と世間が狭くな
る業界ですので、自宅にいながら異業種の話がタダで聞けるのは良いですね。
clubhouseで@chojukuchoで検索してください