目次
ごあいさつ
この土・日は久しぶりの出張でした。半年以上、コロナ禍のためこもっていまし
たが、久々に四国を出ることができました。(近くの福山までではありますが)
リアルでの千樹会も久しぶりです。皆さん、お元気そうで何よりでした。
今回の出張は、GOTOキャンペーンを利用しましたが、本当、安い。
こんなことを続けていたら国が潰れるんちゃうか?!と思うくらい安い。(^-^;;
本当、ビックリしました。ただ田舎ならでは問題もあり、なんとJR系の旅行パッ
クを取り扱える旅行代理店が地元になくなったため、チケットを買うために片道
40Kmも高速を飛ばす必要がありました。(高速代は無料ですが(^-^;;)
ただし行ったかいはありました。(^-^;;それにしても人口減で街が衰退すると何
かと不便ですね。しかも今回は、ネットだとパックに出来ないようで(ホテルの
みの割引になる?)割引率が変わるようでしたし・・・
ニュースでは相変わらずコロナ感染者数を報道していますが、地元は普段通りの
生活。ほぼ出ていないということもあるのでしょうが。
しかし岡山、福山だとまだほぼ100%の方がマスクをされてました。とは言え、
飲食店の雰囲気を見る限りは、かなりお客も戻っているのではないかと思われま
す。これから冬にかけてどうなっていくか?心配ではありますか、来年には平常
通りの生活が出来ればと思っております。(海外渡航も含めて・・・)
アフターコロナと秋以降(千樹会編)
今回の千樹会は、リアルとネットの併用という形で行われました。
正直、リアルとネット(ZOOM)の両方を同時に回すのはしんどい。(^-^;;
しかもカメラなど様々な備品をこの日のためにアマゾンで注文していたのにプラ
イムデーだったためか、宅配が遅れるという最悪の事態で、急遽、早目に会場に
入り、ある物だけでどうにかしようと、ガタガタと準備をしておりました。
ネットの方にはご迷惑をおかけしたかも知れませんが、なるべくリアルな会場の
雰囲気が伝わるように、しかも現場は、「雑談」がテーマでしたので、どうやっ
て、参加者の音を拾うか?という事に気をつけたつもりです。
どうだったでしょうか?(クレームは受け付けませんが・・・(^-^;;)
当日は、第一部と第二部に分けての話し合いでした。
第一部は、ネット参加者からの報告や相談が中心です。
ネット参加者の皆さんの多くは、「生徒数はほぼ昨年並、もしくはそれ以上に戻っ
ている」ようですが、生徒の動きには学年差があるようで、ある先生からは、
〇高1バブルの塾があると聞いたが本当か?
という質問がありました。小林先生からは、基本、学校がスタートと同時に部活が
派手にスタートしたため、高1バブルはレアなケースだろうとのこと。
ちなみに私の塾は、まさに高1バブル(全生徒の半分以上が高1生)ですが、
これについては、紹介の問題や、入塾の仕掛けなどを多少お話しさせて頂きました。
またある先生からは、「いつでもネット授業に戻せるようにした方が良いか?」と
いう質問がありましたが、このコロナ禍で約75%の塾が何かしらの方法でネットを
使ったのに対し、学校では5%に留まったこと。(つまり塾としては、もはやコロナ
禍は、塾を止める要因にはならない。)
一方で、ネットで授業をしていた塾と、完全ストップした塾の間には、実は生徒数
の関係性というのはあまり見受けられず、それ以上に普段の実績や対応の方が重視
されており、ストップをしていても対面授業がスタートした瞬間に生徒が押し寄せ
た塾も多いとの話もありました。
また
〇集客においてネットとリアル(紹介等)の割合はどうか?
〇新しい柱として教育相談を考えているが、どう思うか?
と言った相談もありましたが、ざっくり言えば、
●ネットは使わないとダメとまでは言わないが、使って当たり前。
(多くの塾ではチラシ代を減額しているところが多いためネットの比重が高くな
っている。)
ただし逆にチラシをストップしたことで浮いた経費を「口コミを起こすために使う」
ということを考えてもよい。そもそも口コミなど勝手には起きない。との話もあり
ました。また教育相談に関しては、
●教育相談はあり。プロなのでお金をもらうべき。顧客が入りたいと来ると塾は、
「無料体験」「無料面談」をしてしまうが、それだと立場が客が上になってしまう。
顧客との関係がどうあるべきか?を考えて設計して欲しい。とのことでした。
ちなみにその先生は、1時間5000円で有料相談をしています。集客は全てブログ。
現在までに、約25名の新保護者と有料面談を実施したそうです。(^-^;;
また一般論として
〇生徒数が夏から戻っている塾が多いが、それが戻っていない場合は、12月、
1月に戻すこと。それが出来ないと次の1年は本当に厳しい。
〇コロナに関係なく塾でのネットの使用法を考えておく時代。
〇塾によって異なるが、チラシを出さない塾が増えてきたこと。ツールが増えて
きたことからネットからの割合がかなり増えている印象です。
ネットに関しては、ほとんどの塾がブログとWebは、やってる感じでした。
googleマイビジネスは、即効性のあった塾さんもいて、割と力を入れている塾が
増えている気がします。(逆にtwitterとインスタを辞めた塾もありました。)
ついでながら、私の塾は、ブログとインスタがメインです。ただインスタは、
スタッフが行いますので、「タグ付け、ストーリーズを毎日上げる」ことを要請
している以外は、おまかせです。ブログは基本、私が書いてます。
また「ネット塾」を始めようとする塾もありましたが、「競争が厳しい」こと。
また価格競争に陥りやすいことなどから、やるなら特殊なものを。
もしくは自塾だけのサービスとしての利用をということでした。
話を伺った雰囲気としては、切羽詰まったような塾さんはなく、前向きな塾さん
が多かった気がします。
第二部はリアルでの会議がメインです。(一部、参加したい方にはZOOMをつなぎ
っぱなしにしていましたが)
リアルですとその場の雰囲気もあり、本当に話題が豊富(多種多様?)です。
〇塾以外のビジネスをどうするか?
〇助成金を取って〇〇をするが、どう思うか?
〇塾(会社)を大きくした方が良いか?
〇志望校判定毎の月謝制度をどう思うか?
〇某FCを入れたいが、どう思うか?
このような話ですので、半分は塾以外の内容。先生方々の生活に直結する内容
だった気がします。
私は塾の先生が他のビジネスをすることは、基本〇と考えています。
(投機的な話とか、おかしなマルチのようなものは別ですが)
一方で、小林先生からは「過去、経済危機が3回あったが、バブル崩壊、リーマ
ンショックといったところは、現実には塾に直接影響を及ぼすことはなかった。
トンだのは、投資をやっていた塾であり、本業に邁進していた塾は、そのタイミ
ングで逆に大きくなった。」という話があり、まぁ、あまりいらんことをするな!
ということもアドバイスを頂きました。
ただ私の県では既に来年度の高校入試の競争倍率が出ていますが、0.86倍。
(全県下で)1倍あれば、夢のような地区ですので、(近くの公立高校は、0.1倍
でしたし。(^-^;;)こうなると常識的な塾ではやっていけません。(^-^;;
また実質授業料が無料ということで少子化と私立志願者増は、同時に起こります。
理由もはっきりしてるのですが、そうなるといわゆる普通の塾は、大手でもあと
かたもなく撤退せざるを得ません。
なので私からは、「自分のステージがあがるビジネス」(出会う人が変わるもの)
であればOK。また地方では、まだ個人の信用が大きいので、先生方々の信用度が
さらに高くなるビジネスであれば、問題なしという話をしました。
塾を大きくすることでステージが変わらない場合は、水膨れをしている可能性大
です。
〇上場だけなら30、40億でいくからも知れないが、それだといわゆる中小企業
サービス業の場合、100億、200億までいけるかどうか。
とも言われましたが、この場合、塾長の年齢にも関係してきます。
塾のその後(自分が働けなくなった後)、どうするか?と考えた際、4つの選択
肢しかなく、
1.上場(無理(^-^;;) 2.売る(誰が買うかいな??)
3.譲る(子どもとか社員とか?) 4.潰す
と考えています。そのためビジネスを資産に代えた上でビジネスは潰す、もしく
は売却というのが現実的だろうと思っています。(^-^;;
(この辺りまで来ると夜の部の話になりそうなので、一旦止めましたが。)
ただ会社を子どもに押し付けるような真似はよせとも言われ、(^-^;;
確かにそうですね。塾を大きくする(した)人の責任として(上場以外)塾の後
始末とか、残された従業員への対応など色々と考えておくべきことがあると小林
先生からも言われました。(私個人の意見では、会社をどうするかは趣味の問題
でしかないと思っていますので、子どもや従業員に趣味を押し付けられるかどう
かは、コンセンサスが必要でしょうね。)
後は厳しい内容でしたが「塾長ってのは塾屋であって経営者ではない。」と。
上場企業の塾まで見ている先生の話は、なかなか厳しいものがありました。
塾の先生は、塾しか出来ないというのは本当だろうと思っています。経営者とは、
他業種、異業種、他社にいっても通用するスキルがあってこその経営者であろう
と思いますので、自社だけのスキルであれは、それは経営というより運営ですね。
つまりは、分からないことはするな!と言う話の流れではありましたが、うまく
やる、うまく回すというレベルと所謂経営ではスキルにおいて雲泥の差がありま
すので、分かっていることを「うまくやる」、知っていることを「失敗しないよ
うにやる」ということも大事でしょう。
助成金ビジネスに関しては、6年毎に見直しが来るため、撤退を最初から想定し
た上でスタートするなら良しという話をしました。またFC塾に関しては、
〇自由が利かないことを前提にやるかどうか?
〇自分がやらない(スタッフに丸投げする)ことが前提であればOK。
ということで落ち着きました。
塾は多くの塾長に取っては生活の手段でもあるわけですので、キレイ事だけでな
く、どうやって家族にお金を残すか、どうすれば他事業とのシナジーが効くか?
などの話もありました。(最近は、なぜかお金の相談が多くなってますが、、)
ともかく雰囲気としては、調子が悪い塾さんは少ないけれど、今後の状況や、自
分の年齢などから色々と考える時期に来ている先生が多いなぁ〜という印象でし
た。
編集後記
岡山、福山と回りました。岡山では、一緒に焼き肉に行ったあと(クーポンがあ
ったので)川?の近くでだべりって、大学生かよ!という感じでしたが、ま、こ
んな時間も久しぶりでした。
福山では、初のリアルとオンラインの同時開催ということで、とにかく何がある
か分からないために朝から準備。ハウリングがすごく、結局、手動で管理する方
法を取りました。(^-^;;ボケっとしてるとすぐにハウリングが、、、
そのため聞きにくい部分があったかもしれません。今回はGOTOを使ったため、
ホテルがバラけたので、夜の部は特になかったため、ゆっくり寝ました。(^-^;;
ホテルで夜2時までに寝るというのは、もしかして初めてでは?と思ったくらい
です。
後、本当、最近多いのが資産管理とか節税とかお金関係の相談。これは私以上の
プロ?が何人かいますので、別の機会を設けてセミナーというか雑談会でもしよ
うかと思ってます。(^-^;;