来る9月18日(月・祝)に先日のコラムでお話しした佐藤先生をお招きして「新しい教育の形」である英会話教室とのコラボについてのセミナーを実施することになりました。今回は、(株)インパクトの井形社長も駆けつけてくれて、同時にチラシ・Webなど集客を行う際のポイント、特にお母さん目線からのお話しも聞かせて頂けることになりました。

非常に有意義なセミナーになるのは間違いないのですが、そもそも何故、今、英会話教室と塾のコラボが必要なのか?ということです。学習塾をされている皆さんは、ご存じでしょうが塾用の様々な英語コンテンツというものがあります。Leptonのようなキッズ向けのFCであったり、Meet the worldのように海外とネットでつないでの会話系のものであったりと・・・

しかし私には根本的な疑問があり、「本当に良いものなら英会話教室にこそ導入しないのか?」ということ。
どの学習塾にも課題と悩みがあります。それが授業であれば、衛星やビデオ系を導入します。もちろん生徒のため。それは英会話教室においても同じはずです。しかも衛星やビデオは、学習塾の一番のキモの1つである授業という部分に導入されています。つまり、授業や教育のプロである塾長が納得して導入しているものだと思われます。

しかし先程の英語系コンテンツが、英会話教室に導入されていないということは、英語のプロからは、まだ認められていないということではないか?という疑問です。

学習塾には、生徒確保という問題がありますので、(英会話教室においても同じでしょうが)幼児も含め生徒獲得で導入するというのは、理解出来ます。しかしその内容がプロからみてどうのか?ということです。

佐藤先生がハッキリと「塾と英会話教室は、似て非なるもの」「塾が英会話を入れてもトッピングにしかならない」という言葉は非常に重みがあります。

よく塾講師の5つの役割を言われます。(塾講師なるもの5者たれ!)
「学者」「芸者」「役者」「易者」「医者」です。しかしどの先生も万能の「医者」はありません。本来、自分の専門があるものです。内科だと外科に回すように、本来、自分の手に負えない生徒が来ると近くの信頼できる塾や教室に・・・と考えるのがプロというものです。この感覚を「英語専門」である英会話教室の先生方々は持っているということです。

一方、塾長には、「オレは何でも出来る」というタイプを多く見受けます。万能の医者と教師は見たことはないのですが百歩譲って、総合病院のような大手であれば、自社で生徒を囲い込むことは可能でしょう。(それをしたいわけですし。)しかし個人塾だと、自分の専門を際立たせることが大切なはずです。そこで1本立てた上で、同じように他のなにかで1本立っている人と組む、それで地域の子供たちを総合的に教育し、育てていくという観点です。

これは学習塾からの発想では出てきません。まさに英会話教室のプロでもある佐藤先生だから出てくる発想。
今回、大阪府民間教育ネットワーク主催で、セミナーを開催します。
詳しは、以下のURLをクリックしてご覧ください。

https://chojukucho.wixsite.com/0917