PEN大阪での講演会が終了しました。
月曜の11時~という時間設定にも関わらず30名を超える先生方々がお集まりくださいました。
ありがとうございました。
内容は、2020年高大接続問題と英語教育。私がセミナー講師をするのは5年ぶりということもあり、
レジュメも全て書き下ろし?ました。(^-^;;
本当は、英語教育に留まらないのですが、主催者から、英語に特化して欲しいということで、今回は、英語に内容を絞りました。
ともかく、この問題に関しては、表面的な話が多いので、過去20年間の議論を全て引っ張り出し、それをまとめた上で、大きな流れ(トレンド)を理解した上で、各塾さんには、今後の対策を考えてくださいという内容にしました。
将来の問題?もネットには、出ていますが、それもある意味、「些細」なことです。
特に学習塾は、「どうやって」ということを重視してきた業界ですが、今後は、「なに」を・・ということが非常に重要になります。ペーパーを読むと、2010年あたりから、議論は、技術論になり、「どうやって」ということに終始してきますが、それ以前は、何をということを議論しています。その本質的な部分を押さえた上で、自塾としての売り(最近の私は、必殺技と表現してますが)を構築して欲しいということです。
今週の日曜には、人生2回目の名古屋です。ここでは、有名な英語の先生(コンサルタント)の方とお会いすることになっています。実は、英語教育においてまったく新しい仕組み(特に人・物・金に乏しい地方でも出来るような)を構築出来ないか?と考えています。議論の多くは、東京で行われますし、多くのコンサルタントも、数量データで見るため、どうしても「東京」「大阪」などの大都市圏のデータの比重が無意識のうちに大きくなっています。そうすると無意識のうちに、「地方とのズレ」が生じます。
現在、日本は、好景気です。私のいる愛媛県のデータを見ても、バブル以来の好景気となっています・・・が、
ここ南予と言われるところは、残念ながらまだまだ不景気の真っただ中。地方都市でも、県庁所在地や、工業地区では、少し上向いてきてるでしょうが、日本の約8割の地域では、まだ景気は回復していません。(2割の地域では、回復基調でしょうし、もちろん、その2割の地区が日本の様々な富の8割を産み出してもいるのですが)
私は、地域格差を教育格差にしないために民間教育があると考えています。
そのためには、地方でも出来る(安い、高品質、効果的)ものを考えだすしかないと考えます。
まだまだやることが多いです。